トマト


夏の日差しをたっぷり浴びて育つ「トマト」は、まさに8月が旬の真っ盛り。太陽の恵みを受けて育ったトマトは、甘みと酸味のバランスが絶妙で、みずみずしくフレッシュな味わいが楽しめます。

トマトには、強い抗酸化作用をもつ「リコピン」や「ビタミンC」など、美容と健康にうれしい栄養素がたっぷり含まれており、紫外線ダメージを受けやすい夏の肌や、疲れやすい体にもぴったり。

そのままスライスしてサラダにしたり、冷やして塩をふって食べたり、パスタや煮込み料理などに使っても美味しくいただけます。ミニトマトなら、お弁当やおやつにも手軽に使えるのが魅力です。

旬のこの時期は、地元の新鮮なトマトが手に入りやすく、味も栄養も格別。ぜひ夏の食卓に取り入れてみてください!

なす

夏の代表野菜のひとつ「なす」は、8月に最盛期を迎える旬の食材です。
太陽の光をたっぷり浴びて育ったなすは、皮がつやつやとして張りがあり、果肉はやわらかくてとろけるような食感が特徴です。

なすは油との相性が抜群で、焼きなす、煮浸し、揚げびたし、麻婆なすなど、調理の幅も広く、食卓に登場する機会の多い万能野菜です。
さらに、体の熱を冷ます働きがあるとされ、暑さで疲れがちな夏の体にもぴったりの食材です。

選ぶ際は、ヘタがピンと張っていて、濃い紫色でツヤがあるものを選ぶのがポイント。冷蔵庫での保存は低温障害の恐れがあるため、新聞紙に包んで冷暗所か野菜室での保管がおすすめです。

きゅうり

夏野菜の代表格「きゅうり」は、8月に最盛期を迎えます。みずみずしくてシャキシャキとした食感が魅力のきゅうりは、暑い季節にぴったりの野菜。水分が全体の95%以上を占めており、ほてった体を内側からクールダウンさせてくれる“天然のスポーツドリンク”とも言われています。

きゅうりには、カリウムやビタミンKなども含まれ、むくみ予防や血圧を整える効果も期待されます。また、体の熱を冷ます「陰性食品」として、昔から夏バテ防止に重宝されてきました。

そのまま塩や味噌でポリポリ食べるのはもちろん、酢の物、浅漬け、サラダ、冷やし中華の具材など、さっぱりした料理との相性は抜群です。

旬のきゅうりは味も香りも格別。ぜひ地元産の新鮮なものを手に取って、夏の献立に取り入れてみてください。

ピーマン

夏の太陽をたっぷり浴びて育つ「ピーマン」は、8月にもっとも美味しさが増す旬の野菜です。特有の香りとほんのりとした苦味が特徴で、炒め物や肉詰め、カレーなど、様々な料理で活躍します。

実はピーマン、ビタミンCがとても豊富。しかも、ピーマンに含まれるビタミンCは加熱しても壊れにくいという特徴があり、炒めたり煮込んだりしても栄養をしっかり摂れる優れものです。さらに、βカロテンやビタミンEも含まれており、夏の日差しで疲れた肌や体の回復にも役立ちます。

肉厚でハリのある旬のピーマンは、苦味がやわらかく甘みも感じられるため、ピーマンが苦手なお子さまでも食べやすい時期です。

栄養豊富で調理の幅も広いピーマン。地元の新鮮なピーマンを、ぜひ食卓に取り入れてみてください。

枝豆

夏の食卓に欠かせない風物詩といえば「枝豆」。特に8月は、枝豆の旨みと甘みがしっかりと乗る最盛期です。採れたての枝豆は鮮やかな緑と香りの良さが際立ち、一粒ひと粒がふっくらとして格別の美味しさです。

枝豆は、実は大豆になる前の若い状態の豆。たんぱく質や食物繊維、ビタミンB1、葉酸などが豊富に含まれており、夏バテ防止や疲労回復にも効果的です。また、アルコールの分解を助けるメチオニンという成分も含まれており、ビールのお供として理にかなった組み合わせなんです。

塩ゆでしてそのまま食べるのはもちろん、炊き込みご飯やかき揚げ、冷製スープに加えるのもおすすめ。旬の時期ならではの甘みと香りを、ぜひご堪能ください。

とうもろこし

夏の味覚の王様といえば、なんといっても「トウモロコシ」。特に8月は、甘みとみずみずしさがピークを迎える時期です。皮をむいた瞬間に広がる香ばしい香りと、粒がぎゅっと詰まった鮮やかな黄金色は、まさに旬の証です。

トウモロコシは糖質を多く含み、エネルギー源として優れているだけでなく、ビタミンB群や食物繊維も豊富。腸内環境を整える働きがあり、夏バテ気味の体にもやさしい栄養バランスを備えています。

蒸して、茹でて、焼いて──どんな調理でも素材の甘みが引き立つのがトウモロコシの魅力。ご飯に混ぜれば「とうもろこしご飯」に、スープやかき揚げ、サラダにしても季節感たっぷりの一品になります。

この時期だけの「採れたて」を、ぜひお楽しみください!

オクラ

夏野菜の代表格のひとつ「オクラ」は、8月に最盛期を迎えるネバネバ食材です。暑さに強く、太陽の恵みをたっぷり受けて育ったオクラは、やわらかく粘りが強く、独特の食感と風味を楽しめます。

オクラの粘り成分は、水溶性食物繊維のペクチンやムチンによるもので、腸内環境の改善や胃の粘膜保護、夏バテ防止にも効果が期待できます。また、ビタミンCやβカロテンも豊富で、抗酸化作用による免疫力アップにも一役買ってくれます。

刻んでご飯にかけたり、冷奴や納豆と合わせたり、天ぷらや味噌汁に入れても美味しく、さまざまな料理に手軽に使えるのが魅力です。加熱しても粘りが残るため、炒め物や煮物にもぴったりです。

今が旬のオクラを、毎日の食卓にぜひ取り入れて、夏の元気をチャージしましょう!

ゴーヤ

真夏の太陽の下でぐんぐん育つ「ゴーヤ」は、8月が旬の夏野菜。独特の苦味が特徴で、暑さで疲れた体にスッキリとした刺激を与えてくれる、まさに“夏に食べたい健康野菜”です。

ゴーヤにはビタミンCが豊富に含まれており、加熱しても壊れにくいのが魅力です。夏バテ予防や美肌効果、免疫力アップにも役立ちます。また、血糖値の上昇を抑える効果があるとされる「チャランチン」などの成分も含まれ、健康志向の方にも人気の食材です。

代表的な料理は「ゴーヤチャンプルー」ですが、薄切りにして塩もみや下茹でをすれば、苦味が和らぎ、サラダや和え物、天ぷらなど幅広い料理に使えます。ゴーヤの苦味は、夏の暑さを忘れさせるような爽快なアクセントになりますよ。

旬のゴーヤを使った料理で、夏の食卓に元気と彩りをプラスしてみませんか?

ズッキーニ

ズッキーニは見た目がきゅうりに似ていますが、実はカボチャの仲間。夏が旬の野菜で、特に8月は味がのっていて、ジューシーで柔らかい食感を楽しめる季節です。

クセが少なく、油との相性がとても良いため、炒め物やグリル、ラタトゥイユなどの煮込み料理にもぴったり。輪切りにして焼くだけでも美味しく、オリーブオイルやチーズとの相性も抜群です。

栄養面では、カリウムやビタミンCを含み、むくみの解消や疲労回復にも効果が期待できます。水分も豊富なので、暑い夏の水分補給にも一役買ってくれる存在です。

シンプルに焼いたり、スープにしたり、肉詰めにしてボリュームを出すのもおすすめ。ズッキーニは、料理の幅を広げてくれる万能野菜です。

夏の食卓に彩りを添えるズッキーニを、ぜひこの季節に楽しんでみてください。

旬の果物

夏の暑さが厳しい8月、みずみずしくて爽やかな甘さが魅力の「梨」が旬を迎えます。代表的な品種の幸水(こうすい)や豊水(ほうすい)などがこの時期に多く出回り、シャリッとした歯ごたえと口いっぱいに広がる果汁が、火照った体をやさしく癒してくれます。

梨は約90%が水分で構成されており、夏の水分補給や熱中症対策にもぴったり。カリウムや食物繊維も含まれ、体の調子を整えてくれる働きも期待できます。

そのまま冷やして食べるのはもちろん、サラダに加えたり、ヨーグルトに添えたり、すりおろしてドレッシングやソースに使うなど、アレンジも自由自在です。

旬の梨は、香りも風味も格別。この時期にしか味わえない“夏のごちそう”を、ぜひご家庭でもお楽しみください。

今年の梨の販売開始は8月15日を予定しております!